CompTIA Project+ 受験記録
2017.6.9(金) CompTIA Project+ を受験してきました。
結果は…無事 合格!
この試験は、あまり知られていないと思います。
この試験を主催するCompTIAのサイトによると
CompTIA Project+ とは
「プロジェクトマネジメントスキルの向上を目指す方を対象に作られたワールドワイドの認定資格」と説明があります。
主に法人向け教育用でしょうか。
上記サイトの導入事例にも紹介されている、私の勤める会社では、システム部門の主任技術者以上の全員を対象に、Project+の取得を目指しています。
ということで、私も受験しました。
<どんな試験か>
90分、100問、CBT方式。
情報処理技術者試験プロジェクトマネージャの午前2試験と同様に、設問に対して解答群(だいたい4個)の中から正解を選ぶ方式です。
問題の難易度は、情報処理技術者試験プロジェクトマネージャ午前2試験と同じくらいだと思います。
難しいことは問われません。
違うのは、合格ライン。
情報処理技術者試験プロジェクトマネージャ午前2試験は、6割以上で合格ですが、CompTIA Project+ は、約8割以上の正解が求められます。
用語の定義などについて、あいまいな記憶では合格できないと思いました。
詳細は、主催するCompTIAのサイトへ。
<ここから受験勉強記録>
勉強を開始したのは、2017.4.27(木)でした。
勉強の教材は、会社から支給されたTACのテキストと問題集。
あとWebで利用できる通信講座。
通信講座では、本番試験と同様の模擬試験ができるようになっていました。
勉強期間は約1ヶ月半。
毎日30分の「あさべん」で勉強しました。
90分のWebの模試のために、「よるべん」もしました。
トータル勉強時間は、20時間くらいでしょうか。
問題集とWebの問題を解いて、問われることに答えられるようにテキストで勉強しました。
細かく理解して覚える必要のあるポイントは、下記3点でした。
・アーンドバリューマネジメントの理解
・プロジェクトの品質管理技法(QC七つ道具)の理解
・定性的・定量的リスク分析手法の理解
あとは、一般的なプロジェクト管理の知識があれば答えられると思います。
<ここから受験当日>
朝は、いつもと同じように5:00に起きて、早めに大阪まで行き「あさべん」で最終の復習をしました。
試験会場は、
大阪駅前第3ビル3F 株式会社エンカレッジの梅田テストセンターを選びました。
この会場は、2014年に ITIL Foundation を受験して以来3年ぶりです。
前回は、PROMETRIC
今回は、Pearson を利用します。
試験開始は、11:30
手続きを済ませて、説明を聞いて、試験室のパソコンの前へ。
試験の画面は、Windows3.1っぽい画面構成。
昔に戻ったような操作感。
実試験の問題は、TACの問題集となんか違う。
初めて見るキーワードも出てくる。
Webの模試や問題集と同じ問題ばかりだと、8割9割解ける自信があったけど、
そうはいかなそうな感触。
試験時間は90分。
30分を残してひととおり解答を済ませて、あと30分は見直し時間。
自信の無い解答の見直しと、問題の読み間違い、勘違いがないか、
試験終了時間最後まで見直ししました。
見直し時間で3問答えを修正しました。
で、終了時間となり、試験終了。
終了「OK」をポチっとすると、いきなり画面に表示される。
合格スコア 710
受験者スコア 783
良かった。合格できた。(^^)
試験スコアレポートを受け取り、私の CompTIA Project+ 受験が終わりました。
<最後に>
CompTIA Project+ は、プロジェクトマネジメントの基礎知識を学ぶには、良い内容、良い試験だと感じました。
情報処理技術者試験プロジェクトマネージャのように論文は無いし、
PMPのようにハードルが高く無いし。
企業の社員教育として利用するプロマネ入門試験には、良いと思います。
難点は、試験価格¥36,266 と、知名度の低さでしょうか。
あと、今回は会社から支給されたけれど、TACの勉強教材(¥25,700 )。
個人でプロマネの勉強をされるなら、情報処理技術者試験プロジェクトマネージャをお勧めします。
CompTIA Project+ と同様の知識は得ることができます。
さらに、論文を勉強することにより、論理的な思考力、文章力も身に付けることができます。
さて、ひとつ終わったので、
次に向けて進んでいきます。
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